リアップをやめて、AGAクリニックで薄毛治療をするガチ記録です。
日々ハゲたくない、ハゲたくないと考えていると、すでにハゲている人の事を良く見てしまいます。観察です。
少し前に辞めた、アルバイト先の店長の話です。
もちろん、その店長はハゲています。
しかもM字ハゲではなく、頭のてっぺんからハゲているので、ちょっとみすぼらしい見た目です。
スタッフたちは、裏で「カッパ野郎」とか言ってました。
しかも、店長は肌の色が白いので、緊張したり、焦ったり、怒ったりすると顔がすぐに赤くなってしまいます。
すると、
ハゲている頭皮まで赤くなってしまうのです。
しかし、店長はこのことに気づいていなかったんです。スタッフは気づいてました。
ある日、店長は、女子高生のスタッフのネイルに関して怒っていました。
スタッフの叱責中に、その女の子が、興奮して赤くなった店長の頭頂部を見ていることに気がついたのです。
いきなり、あんなにも怒っていた店長が、急に気でも触れたかのように、「アワアワ」し始めたのです。
もちろん、それを見ていた、女子高生は「ニヤニヤ」しているわけですよ。
むしろ危機感を感じました、「ああ10年後にはこのままいくと俺もダメだな」と。
店長だって、「頭頂部を見るな!!」とも言えないじゃないですか?
あとあと相当なショックを受けていました。
僕は常々思っていることがあるんです「ハゲに人権はない」と。
だって、ハゲって最も残酷な侮辱の言葉だと思うんですよ。
子供から、大人まで、いつまでたっても相手をたった2文字で侮辱できる言葉ですよね。
ちなみに、「デブ」に関しては同じようでもちょっと違うと思います。デブは、自分で「痩せる努力」を放棄したが故の結末ですから。
例えば40代までの、薄毛って、ほぼ100%AGAととらえてよいと思うんですね。もちろん、円形脱毛症とか、脂漏性皮膚炎とかは別にして。
やっと、AGAっていう言葉が浸透してきて、男性型脱毛症と言う表現もできたり、「病院で治療ができる」ということが分かってきたりしていますが、まだまだだと思います。
この、病気に対して「ハゲ」ってなじる、2文字を投げつける行為がどれほど残酷か。
大人になって迄、アトピーの人に「アトピー」、顔にほくろの多い人に「ほくろマン」とかいわないですよね。
もっというと、ワキガの人に「おいワキガ!臭いんだよ」とか、言わないですよね?
でも、「ハゲ」は許される風潮がありますよね?
これが、僕が「ハゲに人権はない」と思う理由です。
その事件があってからほどなくして、店長は少し長めの髪を徐々に短くしていきました。
薄毛が目立たなくなり良くなったように思います。
薄毛が気になるようになって、カツラをかぶったり、増量したりする方法もありますが、それはそれで周りの視線が気になるし、
いっそのことスキンヘッドとなると、会社的に難しいですし。
店長の取った行動は、最善だと思いました。